ガス拡散電極式食塩電解技術 (NaCl-ODC)

ガス拡散電極式食塩電解:持続可能な食塩電解における飛躍的進歩

Covestro社との共同開発によるガス拡散電極式食塩電解技術は、従来型の技術と比較して最大25%の電力消費削減を実現します。これは、電力コストが高い国々にとって特に有益な技術です。ガス拡散電極式食塩電解は、BMシングルエレメント技術に融合されたガス拡散電極に基づいています。

 

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水素の発生を抑制

従来の電解槽とは異なり、ガス拡散電極式食塩電解技術は陰極室に酸素を導入します。これにより水素の発生が抑制され、エネルギー需要が大幅に低下します。その結果、電力コストの低減、CO₂排出量の削減、生産の柔軟性向上を実現することができます。

産業との協業により実証された技術

BM2.7シングルエレメント設計に基づくガス拡散電極式食塩電解技術は、実績から得た信頼性と画期的な効率性を兼ね備えています。

電解プラントはガス拡散電極式食塩電解技術により部分的もしくはフル運転が可能であり、さらにはガス拡散電極式食塩電解技術と従来型電解技術を1つのシステム内で組み合わせることも可能です。これにより、投資や運転において最大限の柔軟性を発揮します。

ガス拡散電極式食塩電解の主な利点

  • 従来型の電解技術と比較してエネルギー消費量を最大25%削減
  • CO₂排出量の削減 – カーボンフットプリントの大幅な改善
  • BM2.7とガス拡散電極式食塩電解技術はエレメントと塩水プロセスとの完全な互換性により、柔軟な改修やハイブリッドでの運転が可能
  • 数十年にわたるシングルエレメントの専門知識に基づく信頼性の高い設計
  • 電力ならびに水素供給の観点から設置場所に高い柔軟性を実現

ガス拡散電極式食塩電解プロセス

ガス拡散電極技術は、核となる独自の陰極構造があり、金属製の平織メッシュ電流分配体、触媒、バインダーから構成されています。電流分配体は、触媒と結合剤の支持構造として機能します。化学反応は以下の3つの過程で進行します:

  • 酸素が多孔質ガス拡散電極構造体に浸透
  • 酸素が苛性電解液に溶解し、触媒表面上に拡散
  • 酸素が化学的に消費され、反応生成物は対流輸送によって排出される

最大稼働時間を実現するサービスソリューション

ティッセンクルップ・ニューセラは、ガス拡散電極式食塩電解槽に関し、スペアパーツ提供やメンテナンスから包括的なサービスまで、お客様のニーズに対応するライフサイクルサポートを提供します。

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an employee of thyssenkrupp nucera in front of an electrolyzer

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新規プロジェクトの計画や、既存プラントのアップグレードをご検討される際はティッセンクルップ・ニューセラまでお問い合わせください。ティッセンクルップ・ニューセラが、豊富な専門知識と長年の経験を活かし、お客様のニーズに最適なソリューションをご提供します。

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