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ブラジルChlorum Solutionsのクロール・アルカリ工場が稼働開始

2026年7月29日

ティッセンクルップ・ニューセラは、ブラジル・パルメイラにあるChlorum Solutionsの拠点向けに新たなクロール・アルカリ工場への電解槽引き渡しを完了しました。本設備は試運転を完了し、現在、本格稼働しています。立ち上げ期間中は、ティッセンクルップ・ニューセラのプロジェクトチームとChlorum Solutionsの現地チームが緊密に連携し、円滑な稼働開始を実現しました。 

スキッドマウント型プラントのプロジェクト遂行から運転開始準備に至るまで、経験豊富な試運転チームと関係者間の緊密な連携により、すべての工程が計画通りに進められました。「本プロジェクトは、当社が食塩電解分野で培ってきた豊富な経験と、エンジニアリングから試運転まで、お客様を包括的に支援できる当社の高い遂行能力を示すものです。」thyssenkrupp nucera Italy、CEO、Dr. Gerhard Henßen 

今回のプロジェクトでは、BM2.7電解技術によるスキッドマウント型プラントが採用され、設計および調達業務の一環としてBM2.7食塩電解技術を提供しました。BM2.7ゼロギャップ技術は、有効膜面積の拡大と完全なゼロギャップ設計により、低消費電力と高いエネルギー効率を可能にします。 

Chlorum Solutionsは、苛性ソーダ、塩酸および次亜塩素酸塩の製造向け小規模塩素プラントの建設・運営を専門とする企業です。ティッセンクルップ・ニューセラのスキッドマウント型塩素プラントは、小規模生産者のニーズに対応するため、すべてのプロセスユニットを標準化・プレ組立モジュールとして構成し、それらをスキッド上に搭載しています。各モジュールは、標準コンテナサイズで設計されているため輸送が容易であり、建設コストの大幅な削減と、迅速かつコスト効率の高い据付を実現します。 

Chlorum Solutionsは、環境に配慮した塩素供給ソリューションへの取り組みで高く評価されており、本プロジェクトでは、環境持続性、省エネルギー、高エネルギー効率、再生可能エネルギーの利用に関する厳しい要求事項を満たしています。このクロール・アルカリ工場は100%再生可能エネルギー由来の電力で稼働しています。 

「本設備は地域における主要工業薬品の需要に対応するために特別に設計・建設されたものです。当プロジェクトにおいては、化学産業に求められる操業、安全、環境要件を満たすために、信頼性の高い堅牢な技術、経験豊富な実行パートナー、そして強力な協力体制を重要視しました。」 Chlorum Solutions、Global CEO、Jonathan Franklin 

Chlorum Solutionsはブラジル国内の需要に応えるため、革新的かつ持続可能なクロール・アルカリ製品製造への投資を継続しています。このクロール・アルカリプラントの塩素製造能力は年間15,000トン超です。今回の設備は、同社の地域における生産基盤拡大に向けた重要なマイルストーンとなります。また、プロジェクト遂行から立ち上げに至るまで、両社の緊密な協力関係を示すものです。 

今年2月には、当社がChlorum Solutions向けに納入した別のクロール・アルカリプラントが、ブラジル・ミナスジェライス州で稼働を開始しています。両案件は並行して設計・実行されました。このスキッドマウント型クロール・アルカリプラントは、BM2.7シングルエレメント(ゼロギャップ設計)技術を採用し、年間15,000トン超の塩素製造能力を備えています。 

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