
清潔な水へのアクセスを目指し、well:fairとのパートナーシップを締結


2025年9月16日
ティッセンクルップ・ニューセラは、well:fairと東アフリカにおけるWASH(安全な水へのアクセス・衛生環境を整備および衛生啓発活動を実施する)プロジェクトを支援するため、2年間のパートナーシップを締結しました。当社は、well:fairのプロジェクトを支援するため、年間25,000ユーロを寄付します。
well:fair(旧ネヴェン・スボティッチ財団)は、2012年の創設以来、エチオピア、ケニア、タンザニアで500件以上のWASHプロジェクトを実施してきました。この地域では人口の約半数が安全な水へのアクセスを欠いており、同団体は地域社会や学校に井戸や衛生施設を設置することで、40万人以上の人々を支援しています。今回ティッセンクルップ・ニューセラの支援により、well:fairはエチオピアとタンザニアに2基の井戸を建設する予定です。
「私たちは、健康、教育、経済発展に不可欠である安全な水へのアクセスを改善するために活動しています。同じくドルトムントを拠点とするティッセンクルップ・ニューセラは、私たちの価値観に共鳴する強力なパートナーです。本プロジェクト立ち上げにより、より多くの人々に手を差し伸べることができます。」well:fair、創設者兼CEO、Neven Subotić
「ティッセンクルップ・ニューセラは、グローバル企業としての責任を積極的に果たしていきたいと考えています。水は当社の技術において重要な役割を担っています。WASHプロジェクトは、私たちが社会的貢献を実現するために最適な取り組みと考えています。well:fairは、ドルトムントに拠点を置き、プロジェクト地域との強固なネットワークおよび高い透明性を有することから、理想的なパートナーです。安全な水へのアクセスが最も必要とされる場所で、同社と共に取り組んでまいります。」ティッセンクルップ・ニューセラ、ESG&サステナビリティ責任者、Tuğçe Uysal
このパートナーシップは、当社のサステナビリティへのコミットメントと企業の社会的責任を果たすための重要な取り組みです。サステナビリティ活動の基盤となる重要課題の特定では、水環境の整備と限られた資源の責任ある利用が、ステークホルダーにとって重要であることが示されています。well:fairとの協力を通じて、当社は従業員への意識啓発、プロジェクトへの参加、そして独自の社会的イニシアチブの立ち上げを促進します。

Dr. Marcel Kleifeld
Senior External Communications Manager
Phone: +49 231 229 724 347
E-Mail: marcel.kleifeld@thyssenkrupp-nucera.com

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